ルーズヴェルト・ゲーム 池井戸潤

いやぁ、この作品も実に池井戸節が炸裂していましたね。

社会人野球の話と聞いて、いつもと違う感じ?と思ったら、ちっとも違わなかった!
最初からとりあえず落とせるとこまで落とす!これでもか!まだ行くか!と情け容赦なく危機的状況に落としてから~のあっと言わせる逆転劇!
ルーズヴェルト・ゲームとはなんぞや?と思いましたが、野球好きのルーズヴェルト大統領が一番面白いと言った8対7の試合のことだそうです。へぇ~。

それにしても、毎回この黄金パターンを見せられているので、さすがに慣れて来ました。
主人公サイドが窮地に立たされ泣きっ面に蜂になってても、いやきっとこれは後でどうにかなる…と、じっと我慢の子でいられるし、むかつく取引先の社長とかが高笑いしていても、ククク今だけだ終盤でお前が泣きを見ることになるんだぜ…とか思いつつやり過ごせる(笑)

なんだかんだで先は気になるし、いい感じで盛り上げてくれるので、読んでて楽しいですよね!
でも今作はあれだ、どうしようもない切なさも残したラストだったので、私としてはあともうひとつ奇跡が欲しかったと申し上げておこうかしら。
いえ、後味の悪い終わりではないし、むしろ未来は開けてるんですよ。それでも拭いきれない思いが残る。
個人的感傷のためにこれは★3つにとどめておきます。

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